Interview
家族と仕事、
両立を目指して
未経験から工場長へ
工場長北林 憲治
入社経緯を教えてください
小林鉄工に勤める前は、学生時代から勤めていた飲食店でアルバイトから店長を経て、接客から面接・仕入れまで幅広い業務に携わっていました。今でこそ働き方改革があり、ライフワークバランスを大切にされていますが、私が20代の頃はサービス残業もありましたし、飲食店という職業柄土日に休むことが難しく、シフト制で早番・遅番があるので勤務時間がまばらな状況でした。そのため、子どもとの時間を作ることが難しく、妻から子どもとの時間を確保しやすい職業への転職を勧められていました。「家族との時間を大切にできる環境で働きたい」という思いが背中を押し、全く異業種である製造業への挑戦を決めました。
未経験の業種への転職ですが、不安はありましたか?
もちろん不安はありました。しかし、家族のために頑張らなければという気持ちが強く、思い切って挑戦することにしました。実は私は理系出身で、学生時代からプラモデルや自動車の組み立てが好きでした。ものづくりへの興味が元々あったので、小林鉄工で行う製品づくりは全く興味の無い業界というわけではありませんでした。
入社後は事務職として採用いただきましたがしましたが、最初の3年間はまずは現場を知るということで、現場見習いとして経験を積みました。親切で面倒見の良い先輩方のおかげで、新しい環境にも馴染むことができました。
また、出荷前の製品を綺麗に整え、お客様に喜んでいただく姿を見ると、飲食業時代と同じように「お客様に喜んでもらえること」に大きなやりがいを感じるようになりました。

工場長として大切にしていることは何ですか?
誰にでも長所と短所があり、多くの人は短所に目が行きがちだと思います。私は、短所よりもその人の長所に目を向けることを大切にしています。例えば、難しい性格の人でも、実は他の分野では際立った才能を持っていたり、周囲へのさりげない気遣いができたりする事があります。短所を改善しようとするのではなく、長所を伸ばすことでその人が自信を持てるようにサポートすることを心がけています。
また、社員の挑戦を尊重することも大切にしています。はじめは先輩社員の業務を見て学ぶのですが、その後先輩から離れた時、若手社員が新しいアイデアや取り組みを提案してくれたときは、まずはやってみようと背中を押します。たとえ失敗しても、そこから学ぶことがたくさんあるからです。「挑戦と失敗を繰り返しながら成長してほしい」という気持ちで、若手社員を見守るようにしています。
入社当初と比べて変化はありますか?
働き方改革が進んできている今の時代では少し当たり前かもしれませんが、有給を取得しやすい環境になったと思います。私自身も子どもを育てているので、参観日や運動会、発表会などの行事に参加できるのはその時しかないと身を持って感じました。なので、子育てをしている社員には積極的に行事に参加してほしいと思っています。
また、時代に合わせて変化してきているのは勤務形態だけではありません。ここ数年、営業の社員も柔軟な考えでお仕事をいただくことが増えてきています。保守的な私であれば思い付かないようなことを、若い社員の感性で「やったことはないけれど挑戦してみましょう」とアプローチをかけています。その結果、今まではあまりなかった種類の案件が増え、新しい設備を投入するなど、会社にとっていい風が吹いています。

昔から変わらない小林鉄工の魅力を教えてください
小林鉄工の魅力は、誠実に向き合う姿勢です。お客様に対しても、社員同士に対しても、そして仕事に対しても、誠実さを大切にしています。いくら機械化が進んでも、人間にしかできない仕事が必ずあります。例えば、最終工程での仕上げや細かい調整は、機械ではなく人の手で行う必要があります。そういった部分を大切にしながら、若い世代と共に100年先の未来に向けて会社を支えていきたいと考えています。
どんな人が向いていると思いますか?
私たちは日本を代表する大手重工メーカーとの取引があり、社会のさまざまな場面で役立つ部品を製造しています。部品単位での提供のため、完成品の全体像は見えにくいかもしれません。しかし、私たちの仕事は間接的に多くの人々の生活を支えています。そのため、自分の仕事が社会に貢献していることを誇りに思い、プライドやポリシーを大切にしながら働ける方に向いていると思います。仕事に対する誇りや使命感を持つことで、より良いものづくりができると信じています。
これからの夢を教えてください
当時の上司は定年退職後、日本全国を旅するという夢を叶えています。一緒に働いている時から「将来は日本中を旅したい」とお話してくださっていました。定年を迎えるまでは、自分の仕事をうまく引き継いでくれるのだろうか、後継者がいないと会社がうまく機能しないのではないだろうかとご心配だったそうなのですが、私が引き継ぐことになり、安心して退職することができて感謝していると程定年退職時に話してくださったことがありました。
元上司とは今でも一緒にお食事に行く仲なのですが「君が責任持って引き継いでくれたので、今こうして幸せに過ごせている。本当にありがとう」と言われたときは、とても嬉しかったです。
私もいずれ若い世代にこの役割を引き継ぎ、世代交代を実現したいと思っています。そして、定年後は自分の大好きな趣味であるキャンプや釣りを楽しみながら、自分の時間を大切にする日々を送りたいですね。そのためにも、今は全力で会社と社員を支え、安心して任せられる若いスタッフの育成に力を入れたいと考えています。

Cross Talk
クロストーク

代表取締役
河田 香

オペレーター
伊藤 功樹

オペレーター
カオ スアン ズォン
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